「デザインとアートの違いとは?」
最近になり、デザイン思考とかアート思考などと言った言葉が聞こえてくる中で、
デザインとアートの違いについて考えてみました。
まず、最近疑問に思うことがある。「このスマホの形がかっこいい!」、「このスマホ、本当に美しいね〜」。
よく耳にするフレーズ。
アートを美術と定義すれば、アートはデザイン側に寄ってくるだろう。しかし、アートは、「(自由な)美しさ」と定義すると、デザインとは離れる。一体どういうことなのだろうか?
最近のプロダクト(PCやらクルマなどの工業品)を見ていると、フッと美しさに気づくとことがある。
「これって、同じこと?」と思う。
つまり、デザインを極めると、美しくなり、美しさを追求すると機能(コンセプト)が産まれる。
結局、デザインもアートも現在では、BORDERLESSであり、そのプロダクト(もしくはアート)を見る側によって、アートと思うのか、デザインと思うのかは、左右されるのではないか?
物を構成する上では、どちらも重要?
20年以上、デザイナーとして仕事をしてきたけれど、少しづつ分かってきた気がする。いや、今のトレンドが教えてくれているのかもしれない。