時が経つのは早いもの。私自身、もうあと数年で50歳になる。
誰もが思うことかもしれないが、中学・高校生の時の自分が、今の自分を想像出来ただろうか?きっと無理。少なくとも、自分には想像が出来なかった。 若い時は色々な選択肢がある。あっちにもこっちにも好きな方向を選べるし、そちらへ行ける。でも、若い時にも出来ないことは分かっていた。「人生は甘くない」ってこと。多くの人はきっと同じだろう。
でも、そんな甘くない人生でも、何気なく生きてこれた。難しい事を後回しにしていたのかもしれないが、50歳手前まで、生きてこれた。
夢を叶えたかと言えば、叶えられていない。でも、それ同等の良い人生だったと思っているし、そう思えるように多くの人に助けられてきた。
若い時は、どちらかと言えば反抗的な部類に入る人間だった。でも、人を意図的に傷つけたら、イジメたりしていない。自分と同じニオイがする、いわいる同類の人にはライバル心はあったけど。だけど、人を傷つけない人生なんてないはず。きっと誰もが同じ事をしている。
最近になって、10,20代はもちろんのこと、30代でも感じなかった「怖さ」を身近に感じる。「死」とは違うことは分かっているが、うまく言い表せない。
でも、なぜか気になるこの怖さ。将来への不安なのか、過去にしてきた過ちからなのか、自分でも分からない。
周りを見ると、みんな楽しそうにみえる。心の底から人生、日々を送っているように。私の気のせいなのか?
この先、何歳まで生きるかは分からない。まー、いつかは人は死ぬ。この恐怖の正体は、50代になると分かるのだろうか? なんて、ちょっと考えてしまう年始であります。