i Think

位置情報ターゲティング( 2023.2 )

位置情報ターゲティング

マーケティングの書籍を読んでいて、位置情報(ロケーションテック)の覚えておきたい一文があったので、ちょっとMEMO。

ー 最強の位置情報ターゲティングとは?

ネット広告のターゲットがスマホになったことで、位置情報もターゲティングの有効な手段となった。

スニーカーショップは自社店舗の近くいる人ではなく、競合店の住所を広告の配信ターゲットエリアとして登録して、競合店に入った瞬間に、その人のスマホにプッシュ広告を打った。
ただし、確かに競合のスニーカーショップにいる人はスニーカーを買おうとしているので、ターゲットとしては抜群。しかし、すでに競合の店内で買い物中で、そこに広告を配信したところで、その店を出て、わざわざ自分の店に来てもらうのは、とても難しい。これはリスティング広告で、競合のブランド名を指名して打つ広告の効果が低いケースが多いことからも同様に思える。

しかし、この施策はビンゴー!
なぜだ??

広告の中身が凄かったからだ。その広告の内容は、「この先■■mの当店にすぐに来て貰えれば、100%割引します。
※なお、割引率は毎秒1%ずつ下がります。いますぐに来店されることをお勧めします。」
というもの。広告を見た多くの客は、考えるまもなく、急いでそのお店に向かった。

Web広告は配信技術ばかりをフォーカスされるが、広告はやはり「中身」が8割!
「位置情報をもとに配信できる最新技術」だけでは大した効果は出ないだろう。「最新技術」に「知恵(アイディア含む)」をふりかけることで、その効果が望める。最新技術を知っていても「知恵」がなければ無用の長物。最新技術を知ると同時に知恵を磨いておくこと。それが重要であり、はじめて武器となる。


以上