Little Wonder

我が家の金魚たち


我が家の金魚

金魚はフナの突然変異から誕生!?

まだ幼かった頃、縁日で金魚すくいをよくやった覚えがある。今思えば、金魚すくいって、金魚には迷惑な事だが、何とかしてすくってやる!って気合いを入れてやっていたなー。
そんな金魚。実は、フナからの突然変異が起源だそうだ。
突然変異だけなら、何となく納得できるが、現在に存在する金魚は、人間の手によって交配号されて生まれてきたとのこと。

我が家には、オランダ獅子頭、丹頂、琉金、東錦の3種類がいるが、これらが人の手によって作られた(?)と聞くと、なんだかもどかしい。

元気で泳いで、餌をねだる仕草を見ると、人工的に生まれてきたことを忘れさせられる。

つい先日、オランダ獅子頭が一匹死んでしまった。おそらくエラ病だと思う。名前は「子分」。いつも誰かの後ろについて泳ぐ姿から命名した。実際、他の金魚より体も小さかった。とても悲しいね。一生懸命、自分なりに回復させようと試みたが、朝起きたら、呼吸をしていなかった。

我が家の金魚はみんな大食。すぐに太ってしまうんだ。人間と同様、金魚も太ると「転覆病」にかかったり、「松かさ病」になったりと、大食いは人も金魚も同じ。そこそこで良いのかもしれない。でも、金魚が寄ってくると、ついつい餌をあげてしまう。

今、「ホワイト」という名前のサラサ獅子頭が一匹「エラ病」にかかっている。別な水槽に隔離し、塩浴中 。このホワイトは、子供と一緒に買った最初の金魚。どうにか治ってもらい、夏休みにくる子供にもう一度、会わせてあげたい。

いつかは人も魚も死を迎える。これは仕方がないこと。「無常」という言葉をついつい思い出してしまうね。
でも、金魚は幸せなのかな?
人によって作られ、人に可愛がってもらって、死んでいく。幸せなのかな?