マーケティング（市場調査）などを通じて消費者やユーザーのニーズを徹底的に把握し、その上で新商品を開発したり、サービスの向上を目指したりする「デザインシンキング」が広がりを見せているね。
それは「ファクト」に基づくフレームワーク化されたビジネス手法だ。
でもね。人間が猿から進化したことが事実なら、猿人は「この武器を作るのに、実際に３人の仲間から意見を聞いて、戦い方やその結果を分析して出来ました」なんて言っていたのかな？
ありえない。ありあない。
人は進化を繰り返して今に至っている。それらはすべて「発想」が源で生まれてきた。つまり、人間の内なる本質を、その生きている時間の中で発散させ、生活に必要なものを創り出してきたんだ。
これって、アートだよね。クリエイティブな結果。
「成果や評価、環境、才能、失敗、リスクというビジネスの実質的な限界を飛び越える“アーティスト的思考法”」が重要なんだ。
これまでのビジネスモデルを見ても、人間の本質を捉えていないモデルは去っている。表現方法はちょっと違うけど、音楽でも、良い曲はいつの時代になっても聴くものを魅了する。
ビジネスって、音楽よりも遅れている？
ビジネスって、音楽よりもクリエイティブが必要なんじゃないかと。今の社会を見渡すと、何だか人間は進化していなく、自分自身に自信がないから、ファクトに頼っている。そんな思いが強いことばだね。これは。