BOOK CoLLection


ITロードマップ 2020年版

ITロードマップ 2020年版 著者:NRIセキュアテクノロジーズ

2020年以降のIT関連のトレンドと予測がメインの本。非マーケッターの私に取っては理解できないワードが沢山ありました。 他の書籍にも共通して言えることは「ブロックチェーン」。
この技術を用いて様々なサービスが生まれることでしょう。また、既存のサービスは、このブロックチェーン技術へのシフトを余儀なくさなる。中央集権型ではないため、単に人をサイトに誘導する、リピーターになってもらうなどがメインの収益である既存のビジネスは、ガラリと変わることは容易に予想できますね。また、複数のブロックチェーンをつなぐ、「クロスチェーン」による企業同士の提携が盛んになる。
私が気になったのは、「信用スコア」「フリクションレス・リテール」「セキュリテー」など。よく話題になっている手数料メインの銀行や証券会社にとっては、死活問題である技術。きっと銀行は、現在の顧客に対して、半ば強制的にパーソナルデータを自社の同技術に取り込むと思います。もしくは、他業種と提携し、大きなクロスチェーンを作るはずです。ガバナンスの壁を超える必要はあるけど...。

部屋で楽しむ小さな苔の森

部屋で楽しむ小さな苔の森 著者:石河英作

まだまだブームの「苔」。苔テラリウム(コケリウム)と呼ばれ、密閉したガラス容器の中に、自分だけのレイアウトや苔の種類を選び、小さな庭園(世界)を作ることです。私自身、ネットで同ブームの記事を読み、ちょっと試してみたところ、これが面白い!
実際に作ってみると、自分の考えが100パーセントうまく表現できない点に惹かれています。自然のチカラはすごい!自然こそアート!
そんな苔テラリウムを学べる一冊です。

なるほどデザイン

なるほどデザイン 〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉 著者:筒井美希

表紙からしてマンガっぽい内容かと思いましたが、しっかりデザインの基本が綴られています。ポップで雑誌感覚で読みやすい本です。読むというか、見る本だと思います。
たまにサッと暇つぶしに読むのに便利かもしれません。

2025年、人は「買い物」をしなくなる

危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来 著者:ジム・ロジャーズ

まだ読み終えていないが、この人凄い!リーマン・ショックの到来を予測し、2020年にも未曾有の経済危機が起きると予言していた伝説の投資家らしい。「予言」という言葉に弱い人が多いけど、サクッと読んだところ、コロナ禍以外は納得できそうです。

2025年、人は「買い物」をしなくなる

2025年、人は「買い物」をしなくなる 著者:望月智之

未来予測系書籍。タイトルがかなり過激だが、内容は特に他の書籍同様に、デジタル社会おいてビジネスが如何に変わっていくのかが書かれている。
特にリテール店舗の激変が予測されおり、AI技術によって店舗から棚がなくなるという。世の中のあらゆる物がサブスク化され、人はモノを所有しなくなると書いて有ります。

この点は私は異論があり、人の所有欲は無くならない本能的なものだと。本当に所有欲がなくなるのは、かなり未来の事だと思う。幼少期からサブスク化された世の中で育たない限り、実現されないのでは?
人の本能はいつになっても変わらないはずです。